祝典のための音楽

というわけで、Philip Sparke 作曲「Music for a Festival (祝典のための音楽)」を聴いています。この曲を聴くとあの熱い日々が胸に去来します。これは高等学校の吹奏楽部で演奏した曲の中で一番気に入っていた曲でした。といっても、吹奏楽部はミーティングの時間が長いからという(ただそれだけのw)理由で途中で辞めてしまったので、祝典ほどの長い曲はそれほど演奏した事がないのですが。
私はホルン担当だったので、やっぱり金管系のパートに注意を払って聞いてしまいます。大体において、ホルンとかの金管楽器は主旋律よりも伴奏とかのサポ役が多いのですが、この曲はいろんな楽器が主旋律に現れるので、その辺が聞いていて面白いです。でも、やっぱりホルンパートで一番いいのは第 1 部のイントロ直後の「タタ・タタ・タ、タタ・タタ・タ…」と続く伴奏のところですかね(←わかりづらいってw)。第 3 部もフィナーレにふさわしく、トランペットを始め金管系の力強い旋律が印象的です。あまりに盛り上がるため、曲の最後に譜面には書いていない音(ピアノの「シ」フラット)を一音入れて絞める、というのが吹奏楽部で流行っていました。この一音で、今までの演奏は全て台無し、おちゃらけた印象に一変するのですから面白いものです。まぁ、あまりに多用しすぎると、本番で誰もやってないのに、頭の中でふざけた絞めが勝手に再生されてしまい、笑いをこらえて噴きだしそうになる、という弊害を招く事になります。
それにしても、第 2 部は眠くなるなぁ。運転中は注意しようっと。